楠墓黄泉（くすぼこうせん）

21歳/女性/宵/印4つ

身長157cm 。痩せ型のもやし。橙色の長髪。黒目。ワインレッドのシャツに黒のベスト。その上に白衣を着用。黒い手袋もしている。

箱は彼女の周りをふいよふいよと浮いている。原理は謎。

とっても傲慢なマッドサイエンティストのテンプレ。好奇心旺盛で、尚且つ常にハイテンション。突然落ち着いて静かになったり、突然笑い出したりする。情緒不安定かな？兎に角研究大好きで、自身の研究の為ならなんだってする精神の道徳心さよならマン。

10cm×10cmの正方形。

青いガラス質の箱の中に同じ様な小さな箱、その中にも小さな箱… と中身が見えるマトリョーシカの様な構図となっており、中心には小さな人間のフィギュアの様なものが見える。

どの方角から見ても、そのフィギュアがずっと彼女を凝視している様な… ？

印は黒い星マークが面の隅に4つ。

夜の間だけ他者からの自身への認識をなくすことが出来る。

但し、何故か彼女の“箱”への認識は消えない。

能力は自動発動型である為、人手が必要な時に部下を呼べずに苦労しているらしい。

能力発動中の彼女を認識するには、“箱”の中のフィギュアの視線を頼りに彼女を見つける外ない。

見つけることが出来れば、その夜間は彼女を認識できる。

“箱”の仕組みの解明を目標に、研究し続けて約10年。

今は仕組みだけでなく持ち主の死以外での“箱”を消滅させる方法を研究しているとか。

正直、宵の目的については如何でも良いらしく、「そういう事」が許されそうな組織が宵だったので入団したらしい。

エナドリとは友達。

幼少期から天才的な頭脳を持っていたと同時に倫理観が一部欠落していた。夜間は親に認識されない為、拗れて遂には倫理観バイバイした寂しい人。

「ふはははッ！！私は楠墓黄泉ッ！歴史に名を残す偉大なる科学者さッ！！」

「何故、“箱”は“箱”なのだろうか。箱ではない形をしている“箱”もあるというのに、何故“箱”と言う名称なのだ… ？ひじょーに気になるではないかッ」

「君は私の偉大なる研究の為に犠牲となるのだ。君の人生において、これ以上に名誉な事はないさ。石碑に君の名前くらいは書いてやるよ。覚えてたらねー」

「まただ。また失敗だ。これでもう777回目だ。ラッキーじゃないね。」

「君のことは大嫌いだよ。凄く気に入らないんだ。ははは。」

楠墓 黄泉（くすぼ こうせん）